平凡なひと
四半世紀以上生きてきてこの手の中になにもないなと思った。
だから内側に蔓延るものをここに叩きつけていこうと思った。
私にはこれといって取り柄がない。
頭も顔もスタイルも平々凡々。
これといってなにかに打ち込んできたわけでもないから、何かを表現する能力というものもない。
好きなものといえば、推しと音楽とお酒とタバコ。
旦那さんという存在と、会えば酒を飲んで馬鹿みたいに笑い転げる友人がふたり。
せまいせまい世界の中で曖昧に日々を生きている。
数年前の就職活動中、これまでの人生で挫折したことは?それから得られたものはあるか?という質問があった。
正直にいおう。そんなものは無かった。
たぶん私の頭の容量があまりにも少ないせいで、あったとしても勝手にアンインストールされていくだけだった。
だから何もこの手にないのかもしれない。
みんな何かしら挫折して、それを乗り越えて生きてるのだろうか。それはすごいことだ。
いや、皮肉のつもりじゃないんだ。怒らないでほしい。
怒る、といえば。
何か気に触ることがあったら言ってほしい、という人がいる。
それはそれでいい。だけど私は言わない。
人に言ってなおしてもらうよりも、自分が合わせたり変わるほうがよっぽど楽だから。
冷たい人間なんだろうと思う。
何がいいたいのかわからなくなってきたけど、脳みそから直接思うままに書き出してるからいいのだ。
洗濯物を干して、シャワーを浴びて寝よう。
明日も仕事だ。